ビンテージシンセサイザーのレストア
古いシンセサイザーの筐体をレストア お問い合わせください
沖縄県のお客様より問合せがありました。
古いシンセサイザーを所有していたが、保存状態が悪く、筐体の板金パネルがかなり傷んでいるので再生させたい。との事。
とりあえず写真を送って頂きましたが、なるほど、サビが出ています。
塗装を落として、サビを磨いて、再塗装して、シルク印刷という流れになりそうです。
当然、版下データなど存在しませんから、現物を高精細に写真撮影し、その写真を下書きにして、清書していくという地道な作業が必要です。
もちろん、寸法図もありませんから、現物からの採寸が必要です。
PC上での作業になりますが、こういう『現物あわせ』という再現作業は、とても面倒なのでやりたくない。と製版専門の仕事仲間が言ってました。特に若いスタッフはノウハウがないので、初見から『出来ません』というので困ると笑ってました。
当社は、昔から現物合わせ案件で鍛えられてきた経験がありますので、こういうのは比較的得意です。時間はかかりますけどね。
その後、剥離剤で塗料を剥離し、地道なサンドペーパー掛けでサビをとり・・・・
元の色に合わせて、白/黒/赤/黄などの塗料を混ぜて調色しました。
ツヤの感じも、できるだけ合うように艶消し剤で調整。
綺麗に塗装が仕上がったら、いよいよシルク印刷。
そうして完成したのがこちら。
いかがでしょうか。
ほぼ新品に戻りました。
オーナー様も喜んで頂いたようで、お礼のメールを頂きました。
個人様からのこのような案件も対応しますので、よろしければお問い合わせください。
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