奇跡の技術 UVインクジェットの熱曲げに成功しました
UVインクが割れずにアクリルの熱曲げができます。
UVインクジェットを導入して6年。
ずっと追い求めてきた奇跡の技術です。
当社では、傷に強く、剥がれにくいUVインク(ハードタイプ)を使っています。
業界でも評判の、アクリルへの密着力が高いMUTOH UH21インクです。
今回の技術は、このインクの強さに助けられたと思います。
基本的に、アクリル板や金属板などの堅い板に印刷することが多いので、ハードタイプインクが向いているのです。
※手帳型のスマホケースなどの印刷部を曲げる必要がある場合、柔らかい材料に対しては基本的にソフトインクが向いています。両方あれば良いのですが、そういうワケにもいきません。
インク被膜が堅いハードインクは、曲げようとすると簡単に割れてしまうので、
業界の常識として『印刷後の曲げ加工はNG』となっています。
印刷後に曲げることが出来れば、L曲げのテーブルサインやボトルキープタグ、アクリル名札などへ応用範囲がグーンと広がります。
でも、私が考えつく程度の事は、すでに誰かがやっているとはず。
そう思ってインターネットで散々調べましたが、今のところUVインクジェットの後曲げ技術を見かけることはありません。
もしも開発出来れば、恐らく日本でこの技術を持つのは当社だけというぐらいオンリーワンな技術になる可能性がありますので挑戦することにしました。
その後5年間、常識はずれなアイデアを思いつく度に試すということを繰り返しましたが、堅いハードインクは何をやっても割れたり、皺になったりと失敗の連続。
ところが今日、ついにUVインクジェットの印刷後に、インクを割らずにキレイに曲げるという新技術を開発することに成功しました。
技術的な内容は、残念ながら社外秘です。苦労しましたからね。
もしかすると、日本初、いや世界初かも知れません。 それほど常識外れの技術です。
もしも、「そんなこと、前からやってるよ」という方や、同様の技術で製品を作ったことのある方がいらっしゃったら是非教えてください。
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