2021.09.09
カテゴリ：やってみました
シルク印刷が出来ない場合は転写が有効です
特殊技法の転写マークを開発中です お問い合わせください
長年シルク印刷屋をしていると、様々なご相談が寄せられます。
その中には、記念品として贈呈したい商品に、寄贈者のお名前を入れてほしいというものがあります。
大きなものはＬＥＤの大型テレビから、小さなモノはUSBメモリーまで。
数も１台だけの場合もあれば、数千個という事もありました。
シルク印刷で対応可能であれば良いのですが、形状によってはシルク印刷では不可能なモノも多いので、なんとかならないかなぁとずっと考えておりました。
そこでひらめいたのが転写方式です。
印刷インク層の下に粘着層を設けることで、文字や柄だけを転写することが可能です。
試しに、河原で拾ってきた石に貼ってみました。
いかがでしょうか？
文字のサイズは４ミリ角の小さな文字ですが、濁点も綺麗に表現できていますね。
文字の周りに透明フィルムが残るタイプのシールではなく、直接印刷したかのような、文字や柄だけを貼り付けることができます。
セロハンテープが貼れる材質であれば、ほぼ対応可能ではないかと考えています。
現在、開発中の新方式ですので、お客様からのお問い合わせに応じて、試行錯誤が必要になるとは思いますが、いままで諦めていたものに、文字やマークを入れることができるので、喜んでいただけるのではないかと思います。
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